別名「カフェインナップ」とも呼ばれるコーヒーナップが今話題となっています。
コーヒーナップとは、コーヒーを飲んでから20分間だけ仮眠するというもので、眠気覚ましのための効果的な方法です。
最近取り入れている方もみえますよね。でも、本当にコーヒーナップって効果ってあるのでしょうか?
コーヒーナップは効果ない?ある?
コーヒーナップとは、コーヒーを飲んでカフェインを摂取すると、カフェインは小腸で吸収され、
血管を通って脳へたどりつきます。そこまでにかかる時間が約20分。その間に昼寝をしてしまおうというのが、
コーヒーナップの考え方です。
カフェインの覚醒効果が表れるまでに、摂取してから約20分かかることを利用したものなのです。
1997年にイギリスのラフバラー大学の研究により、ドライバーの眠気を防ぐための方法として、実験が行われ、
効果が立証されました。何も飲まなかった場合と比較して、カフェインのみを摂取した場合は、眠気が34%まで減少し、
カフェインと昼寝をあわせた場合は9%まで減少しました。
参考:Suppression of sleepiness in drivers: combination of caffeine with a short nap. – PubMed – NCBI
また、日本の広島大学での2003年の実験でも、カフェインと昼寝を組む合わせることで、コンピュータ作業の効率が
上がったという結果が出ています。
参考:The alerting effects of caffeine, bright light and face washing after a short daytime nap – Clinical Neurophysiology
コーヒーナップはなぜ効果があるのか?
なぜ効果が出るのか?・・・それは、『アデノシン』が脳の受容体と結合すると結びつくと眠くなるのですが、
カフェインを摂取すると、カフェインがアデノシンと受容体の結合を妨げるので、眠くならないのです。
さらに、カフェインには興奮作用があるため、頭が冴えて気分が高揚してきます。それが、カフェインによって
眠気が覚めるメカニズムなのです。
アデノシンは睡眠をとることにより減っていきます。コーヒーを飲んだあとに20分間昼寝を行なうと、カフェインが
脳にたどりつく前に、先にアデノシンを結合させて減らしてしまい、脳内をクリーンな状態にしておくと、カフェインの
パワーをより効果的に発揮することができるというわけです。
#ドライバーの日
全国のドライバーさん応援!#コーヒーナップ でリフレッシュしませんか?眠い時は無理をせず、短時間の仮眠がおすすめです。
コーヒー飲み、15~20分仮眠。
カフェインの効果ですっきりと目覚められます。 pic.twitter.com/BVCTCyI4VH— 上島珈琲店 (@ueshimacoffee) October 18, 2018
コーヒーナップのやり方!ポイントは?
コーヒーカップ1杯(150ml程度)飲みます。
≪ポイント≫は、ミルクや砂糖を入れたものでなく、ブラックで飲むことです。
ブラックが難しければ、微糖で飲むとよいでしょう。
そして、目覚ましを20分後にセットして眠ります。
≪ポイント≫寝れなくても、目を閉じてじっとしているだけでも昼寝の効果は得られます。
寝る場所も、人に邪魔されない場所を確保したり、アイマスク等使うと昼寝がしやすいですね。
コーヒーナップに関するネットの反応
出典:https://goo.gl/LgHoyf
まとめ
ときには、眠れない日もあったりしますよね。でも、仕事しなければならないけど、ものすごく眠たい。
コーヒー飲んでお昼寝して、眠気がとれればいいですよね。
そんなときにコーヒーナップ試してみて下さいね。効果は人それぞれかもしれませんが・・・でも、寝すぎには注意して下さい。
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