巨人がFA宣言した丸外野手と炭谷捕手を獲得したことで、広島、西武は人的補償としてプロテクトリスト以外から各1名の選手を獲得することができます。
誰が指名されるのでしょう。
巨人の人的補償プロテクトリストはどうなる?
巨人はFA権を行使した丸外野手を広島から、炭谷捕手を西武から獲得しました。
両選手ともBランク(元の球団での旧年俸順に上位4位から10位まで)以上の選手ですので、
広島と西武はそれぞれ巨人の支配下選手のうち、人的補償で指名により選手1名を獲得する事ができます。
但し、巨人は所属する28名の選手をプロテクトすることができ、相手球団はこのリストに載った選手を人的補償選手として獲得する事ができません。
なお、巨人は広島、西武それぞれの球団に異なるプロテクトリストを提示することができます。
もちろん人的補償を受けず、金銭補償とすることもできますが、両球団とも今の時点では、
人材豊富な巨人からの人的補償を目指していると思われます。
過去の結果どうであったかを見てみましょう。
巨人から人的補償で他球団に移籍した選手の活躍は?
2014年 一岡竜司投手(巨)→(広)大竹寛投手の人的補償
13試0勝0敗 防御率4.70→210試15勝13敗 防御率2.35
2014年 脇谷亮太(巨)→(西)片岡治大の人的補償
530試1434打 打率.255→214試440打 打率.280
2015年 奥村展征(巨)→(ヤ)相川亮二の人的補償
1軍出場なし→73試149打 打率.228
2017年 平良拳太郎投手(巨)→(De)山口俊投手の人的補償
1試0勝1敗 率9.82→14試5勝5敗 防御率4.43
2018年 高木勇人投手(巨)→(西)野上亮磨の人的補償
67試15勝21敗 防御率3.97→ 8試1勝2敗 率8.69
移籍後ほとんどの選手が活躍しています。
特に、2014年の一岡竜司投手の活躍は目覚ましいものであり、同一リーグの広島に移籍させたことで、巨人の失敗事例としてよく挙げられています。
巨人は、過去の失敗にこりて、今回広島、西武に対してそれぞれ、どのようなリストを出したか熟慮を重ねたものと考えられます。
巨人は今オフ、丸外野手、炭谷捕手以外にも、現役メジャーリーガーのクリスチャン・ビヤヌエバ内野手(27)、中島宏之内野手(36)、
岩隈久志投手(37)を獲得し、従来の構想から外れる選手もかなり出てきていると思われます。
プロテクトリスト作成するにあたって考慮する点は以下と思われます。
1. 来季の構想の中心選手
2. 移籍後ブレイクする可能性のある有望な若手選手
3. 相手球団に不足している選手、獲得されると巨人にとって脅威となる選手(特に同一リーグの広島)
4. 成績のわりに年俸が高い選手や、これ以上の活躍が難しいベテラン選手は外す
5. 人材豊富な巨人では、1軍の出場機会が乏しい若手で、他球団で活躍した方が好ましい選手は外す。
広島は、育て上手な球団でもあり、選手層が厚い現状では有望な若手を獲得するのではと思われます。
一方西武は、野手は充実しているものの、菊池雄星のポスティングによる大リーグ挑戦で、先発投手の駒不足となっています。
実績のある投手を指名したいところだと予想されます。
巨人の人的補償は?へのネットの反応
一岡の様に結果を残して、広島に来て良かったって言ってくれると思う
楽しみだ
2軍暮らしのままだったと思うよ。
非常に卑怯な方法だけどな。
上原を一旦自由契約にした。怪我が治ってない事を前面に打ち出した事と高額年俸がネックで、他球団は獲得に動かない。実は怪我は大した事はなかった。
もう一方で、FA獲得に対する人的補償で有望な若手選手を放出したくない巨人は、上原を一旦自由契約にする事で、プロテクト枠に1人多く入れられる。
気付いてる人は少ないが、
このやり方、相当に卑怯だぞ!
やっぱり巨人だな。
星野監督が矢野を阪神に送ったような親心を大事にしてほしい。
今年活躍した投手に危機感を植え付けるためにも、競争意識を持たせてもらえれば自ずと投手力向上していくはずです。
出典:ヤフコメ
やはり、巨人から広島に移籍した一岡投手の活躍が皆の頭にあり、巨人としては2度と同じ失敗はしない、
広島、西武としては、再現または、それ以上の活躍を期待できる選手を指名したいと思っているはずです。
まとめ
巨人の人的補償プロテクトリストと広島西武の指名選手はどんな選手になるかをまとめてみました。?
育て上手の広島や西武が誰を獲得して、どう育て、どのような活躍を見せるかとても興味のあるところです。
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