平成最後の30日甲子園球場の広島戦で井川慶が始球式を行うことになりました。
時間と放送予定を調べ、メジャーに移籍した井川が何故ダメになったのかをまとめました。
井川慶の始球式の時間は?
まず、井川慶の始球式の時間を見てみましょう。
4月30日甲子園球場の阪神-広島戦は18:00プレーボールの予定となっています。
始球式は基本的に試合開始直前ですので、球場に行くのでしたら、10分前、余裕を見るなら30分前からスターティング・ラインナップの発表や球団チアによるダンスなどを見ながら待つことになるでしょう。
ただ、主な放送予定は、
テレビ中継
スカイA(CS) 17:45
NHK-BS1 18:00
ネット中継
DAZN 18:00
となっていますので、直前だと、18:00放送スタートのNHK-BS1やDAZNでは、始球式を見られないおそれがあります。
この点は、前日にでも番組表でしっかり確認する必要があります。
井川慶は何故ダメになったのか?
井川慶投手は、阪神のエースとして、2002年から2006年オフにヤンキースに移籍するまで、二けた勝利を続け、球団在籍9年間で平成では能見、メッセンジャーに続く86勝を記録しています。
ところが、2006年に、ヤンキースが約2600万ドル(約30億円)で落札し、5年2000万ドルの大型契約を結んだ後の、2年間のメジャー通算成績は2勝4敗、防御率6.66に沈みました。3年目以降2Aと3A間の行き来を余儀なくされるというさんざんな結果でした。
ヤンキースのブライアン・キャッシュマンGMをして「獲得は完全に失敗だった」と言わしめたのは有名です。
ではなぜダメだったのでしょう。
1.ストレートの球速が大リーグ投手としては遅く、日本では武器になっていたチェンジアップの切れが悪くなった。
日本にいる後半から、すでに調子を落としていたようだが、元に戻ることはなかったようだ。
2.同僚とのコミュニケーション不足特にマイナー時代のコミュニケーション不足は致命的だったようです。
常に通訳を通じ、英語の勉強もあまりしないようであった。
3. 2002年が投手としてのピークで、2007年大リーグ移籍時にはすでにピークを過ぎていた。
メジャー移籍5年後の2012年からオリックスで日本プロ野球界に復帰した後も、かっての輝きを取り戻すことはありませんでした。
4.移籍したのが、結果をすぐ求められるヤンキースであった点。
2年でメジャーから外された以降は、マイナーで多少活躍しても、メジャー登録のチャンスがありませんでした。
ヤンキースにとっては、大金をはたいて、失敗したという事実が重く、修正を図ると言う気がなかったのかもしれません。
始球式バッテリーに関するネットの反応
捕手役は矢野燿大監督(50)が務める方向で検討中とかで、実現すれば、阪神の「平成最強バッテリー」復活となります。
阪神
井川慶氏&矢野監督の“平成最強バッテリー”30日甲子園始球式で復活 pic.twitter.com/4MJUTTGlHf— 香織ちゃん◢ ⁴⁶乃木坂 (@DDnagaoka) 2019年4月26日
ふたりには、因縁があり、2005年8月23日の対広島戦(広島市民球場)で1,000投球回を連続三振を奪って達成した時、勢いで捕手の矢野輝弘が記念ボールをスタンドに投げ込んでしまい、ベンチ前にほとんどの選手とコーチが出て受け取ったファンに頭を下げ、記念ボールを返してもらった事件があったそうです。
まさに平成初期の懐かしくも、のんびりした時代を感じさせるエピソードです(Wikipedia参照)。
出典:ヤフコメ
単純に昔の黄金時代を懐かしむファンと、こんなことやる前に、強いタイガース復活だろうとの厳しいコメントに分かれています。
まとめ
井川慶の始球式の時間と、メジャーでダメになった理由をまとめてきました。
開幕から大不振で最下位に落ちていた阪神も、漸く復活の兆しが見えてきました。
このパーフォーマンスをきっかけに、令和の時代に強い阪神を復活させてもらいたいものです。
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