マクレガーが「俺も天心とすぐに戦いたい!」とツイッターで発言したことが波紋となっています。
違和感満載なのは明白です。体重差は凄いし、だいたい勝負に負けた相手と戦いたいとはなんとも変なことです。
具体的な体重差と海外の反応をまとめました。
マクレガーvs那須川天心の体重差
12月31日に行われたメイウェザーvs那須川天心の波紋はいまだにあります。
あれから一週間以上経ちましたがまだニュースになるほどです。
結果は1R2分19秒TKO。言えることは以下
・体重差が明白。計量時は4㎏だが、その後の戻しで10㎏以上あったであろうことは容易に想像できる
・体重差あるのに、ルールがボクシングルールでキックしたら罰金と、完全にメイウェザーよりのルール
・那須川天心にとって有利な条件など何一つなかった
・エキシビジョンとは言え、危険性が指摘されていた
・那須川天心は、メイと戦える機会は今しかないということで、どんな条件でも受け入れると挑戦した
・那須川天心側は負けを認め、良いコメントを残していた
・しかし、139秒で10億円を払ったと言われるRIZENにも批判は大きい
そんな中、天心の前にエキシビジョンではなく正式な試合でやったマクレガー(メイに10RTKO負け)が
天心と戦いたい発言。
I wish to go to Tokyo to face Tenshin Nasukawa in a Mixed Martial Arts exhibition bout.
Before this summer.
Please arrange this, this instant.
Yours sincerely
The champ champ. @ufc @ParadigmSM— Conor McGregor (@TheNotoriousMMA) January 7, 2019
「那須川の総合格闘技で、夏前に東京に行きたい!
これをマッチメイクしてください、すぐに!
王者を決めようぜ!」
この発言が波紋だ。せめてもう一度メイウェザーと挑戦したいというなら分かりますが。
那須川側が、圧倒的な不利な状況なのに大金を出して引き受けたことをいいことに
「俺も!」と言っているようでなりません。
ちなみに普段の体重は
マクレガー(アイルランド30歳):175㎝の70㎏ リーチ188cm
フェザー級、ライト級、ウェルター級
那須川天心(日本20歳) :165cmの55㎏
バンタム級・フェザー級(RISE)
スーパーバンタム級・フェザー級(ムエタイ)
フライ級(MMA)
MMAでは、フェザー級とフライ級では2階級違いますし、普段の体重が15㎏違うというのは大きいです。
6 years ago today. My first time as Champ Champ. It wasn’t until I won my second double that I trademarked it.
The O.G Champ Champ! pic.twitter.com/xjpbQA064Y— Conor McGregor (@TheNotoriousMMA) January 1, 2019
マクレガーに対する海外の反応
ツイッターの発言に対するリプの海外の反応をまとめました。
コメントが1750ついて、リツイートが8610されています(2019年1月8日時点)
I wouldn’t hate that fight. ✌🏿✌🏾✌🏽✌🏼✌🏻 pic.twitter.com/gnOpCAfPXx
— UFCWeHaveHistoryToo (@NzNwordHistory) 2019年1月7日
— ONEBEE (@ibelievebee) 2019年1月7日
出典:twitter
まとめ
マクレガーの「The Chmp Chmp」をチャンピオン中のチャンプと訳すなら、
実際今マクレガーはタイトルを失っているわけでチャンピオンではありません。
元2階級制覇で素晴らしい実績ではありますが、2018年10月にヌルマゴメドフに負けたばかりで
プライドのない発言だという指摘はうなづけます。
ファンとしても残念でしょう。
肯定する発言はほとんどありませんでした(Let’s Goとかも皮肉のコメントと思われます)
那須川天心が金づる扱いされるのは非常に悲しいことです。
彼の実績を実際知っている人は本当に強いことを知っているはずです。
だからこそ正当に、体重差もちゃんと扱って、正当な実力を評価してほしいですが
10㎏以上差で、キックボクシングとは全然重心もちがう、何もかも違うボクシングの無謀なマッチメイクから
このような扱いをされるのは、日本のファンとしても
マクレガーの下心しか見えず、なによりマクレガーの価値を5階級くらい下げる発言であったと思います。
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