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トミージョン手術の費用と成功率は?大谷翔平の2020年以降を占う

投打の「二刀流」で日米を席巻している米メジャーリーグ・エンゼルスの大谷翔平選手が、右肘の故障を治療するため、10月に靱帯再建手術(トミージョン手術)を受けると表明しました。
野球の神様ベーブ・ルース以来100年ぶりとなる「同一シーズン2桁勝利、2桁本塁打」への挑戦は、2020年以降に持ち越されましたが、大谷選手自身は来季も打者に専念してのプレーに意欲的なようです。

ただ手術というと「失敗しないの?」「本当に元通りになる?」など心配な面も。トミージョン手術の成功率や費用はどのくらいなのでしょうか。

球界もファンも祈るような気持ち…
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トミージョン手術の費用と成功率は?

大谷選手のケガは肘の内側側副靱帯損傷。野球ややり投げなど重い物を全力で投げる動作をやり過ぎることで起きる、いわゆる「野球肘」です。

トミージョン手術とは、損傷した肘の靱帯を切除したうえで、患者の反対側の前腕や下腿、臀部、膝蓋腱などから正常な腱の一部を摘出して移植し、靱帯を修復するものです。1974年、世界で最初にこの手術を受けたドジャースのトミー・ジョン投手にちなんでこの名前があります。

現在では大変普及し、1974年から2015年までにトミージョン手術を受けた米プロ選手は900人以上。ここ10年では500人以上の選手が受けているそうです。
成功率も高く、米医学誌の調査では手術を受けたメジャーリーガーの83%が実戦復帰し、マイナーも含めると97%が治癒できたとのこと。ただ高成功率の要因は、手術自体の進歩というより、リハビリ方法の著しい改善によるものとみられています。

かつては手術を受けるには渡米する必要がありましたが、近年は日本国内でもいくつかの専門病院で受けられるようになっています。日本のプロ野球選手も多数受けています。

トミージョン手術は、日本では保険適用されるため30万円ほどの費用で受けられるといわれます。ただ米国では医療保険制度が異なるため、恐らく費用はより高額になると考えられます。

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大谷翔平は術後投手で活躍するか?

成功率が高く費用も意外とリーズナブルなトミージョン手術。しかし一番気になるのは、選手が復帰したとしても「必ず故障前のパフォーマンスが出せるのか」という点です。

トミージョン手術を受けると、投手の場合、故障前と同じレベルで実戦復帰するには1年半前後かかるといわれます。
最初は箸も持てないほどで、数か月間は徐々に筋力強化に務め、ようやく約半年で日常生活が可能に。
そこから競技復帰に向けたトレーニングに入るため、投球するだけでも1年はかかるそうです。

野手の場合はもう少し早く復帰出来るとされますが、シーズンオフに手術しても翌年の開幕試合ですぐ復帰というのは難しそうです。

過去に手術を受けた選手のその後もさまざま。
トミー・ジョン投手は手術前既に124勝を挙げていた実力派でしたが、手術後も46歳まで現役を続け、さらに164勝を挙げる大成功例となりました。
他にもカージナルスのウェインライト、カブスのラッキー投手らメジャー屈指の好投手が手術後もさらに成績を向上させた例が数多くあります。

日本人でも元ロッテの村田兆治氏、元巨人の桑田真澄氏らは手術前と同じかそれ以上の好成績を残し、しかも長くプレーを続けました。
メジャーでもエンゼルスの田沢純一投手は現在も変わらず活躍中ですが、一方で松坂大輔、ダルビッシュ有投手らは、必ずしも手術前ほどの実績が挙げられているとは言い難い面もあります。

ちなみに大谷選手の手術を執刀するのは、米国整形外科スポーツ医学会会長で、プロ選手の手術を多く手がけている米スポーツ医学界の権威、ニール・エラトロッシュ医師だそうです。

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ネットの予想・反応

手術で投手としては戦力になれないけど大谷さんの場合は「じゃあ野手専念します!!」になるのが怖い
大谷が手術を受けることになったけど、今日も元気に22号打ってて、同一人物という感じがしない…
手術は仕方ないよな。寧ろ早い方がいいよトミージョンは
ダルはトミージョン後に球速上がってるし、大谷もさらに上がってもおかしくない
手術したら球速アップで170km連発するピッチャーとかにならないかなw
本当に二刀流目指すなら、打者としての出場も控えた方がいいんじゃないのかねぇ… 医者じゃないから詳しくはわからんけど
彼もローリングスの糞ボールの犠牲者。大企業に配慮して滑るボールを野放しにしながら球数制限で投手に配慮しているかのようなポーズをとるメジャーの姿勢は欺瞞そのもの!
トミージョン手術は若いうちは成功すればいい方向に進むと思っている
つーか、大谷に対して「他の選手は〜」とか相対的な議論したところで大して参考にならない部分もあるよな。凡人の想定の範囲内で収まるような選手じゃない(笑)
大谷翔平がトミージョン手術をすると聞く度にトミーリージョーンズが浮かぶ

出典:twitter

まとめ

現代メジャーの二刀流は大谷選手が初めてであり、トミージョン手術を受ける二刀流選手ももちろん初。しかし大谷選手は至ってポジティブです。
「普通(投手だけ)なら1年半は試合に出られないが、(打者として)貢献できるものがあるのはむしろプラス。リハビリしながら試合に出るのも(利点が)大きい」と、道なき道を切り開く覚悟のようです。

ただ手術を受けた野手も経過はさまざま。レンジャーズの秋選手は「翌春も支障はなかった」と言いますが、ヤンキースのトーレス選手は復帰に10カ月もかかり「精神的にきつかった」と話します。
桑田真澄氏は手術を歓迎しつつ「投球フォームの地道な改善が必要なので、打者では出るべきではない」と持論を展開。
心配は尽きませんが、ある意味大谷選手の最大の強みは「若いこと」かも。後年「あの時手術してよかった」という結果につながることを切に祈りたいと思います。

とにかくこのオフはじっくり休みリハビリ専念を!

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