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大坂なおみのランキング1位の条件!負けても15週維持した理由は?

全豪で優勝して、WTAランキング1位の登りつめた大坂なおみが、その後のサーシャ・バイン氏とのコーチ契約解消、初戦敗退など調子が上がらないにも関わらず、
1/28から5/6まで、15週にわたって、ランキング1位を維持し続けています。その条件となるランキングの仕組みなどその理由について迫ってみましょう。

大坂なおみのランキング1位を15週維持した理由

大坂なおみのランキング1位を15週維持した理由を見て行きましょう。

グランドスラムの全米、全豪で優勝し、1位に躍り出た大坂なおみですが、その後のドバイ(2/17-2/23)、BNPパリバオープン(03/06-3/17)でQ16どまり、
マイアミオープン(03/19-30)で、Q32、ポルシェテニスグランプリ(4/22-4/28)でようやく準決勝進出と今一つ調子が上がっていません。

WTAランキングの計算法

WTAツアー・ランキングは、毎週発表されます。
計算方法は、過去一年間でもっとも好成績を収めた17大会によるポイントです。
勝ち上がって回戦を重ねるにつれ高いポイントが与えられるRound Pointsの合計となります。

ポイントはカテゴリーが上の大会ほど大きく52週を経たポイントは、順次、自動的に消滅していきます。

<大会のカテゴリー>
【グランド・スラム】4大大会:全豪オープン・全仏オープン・ウィンブルドン・USオープン
シングルスの優勝は1000ポイント、準優勝は700ポイント

【プレミア】全19大会(賞金総額60万ドル以上の大会)、東レ・パンパシフィック・テニスなど。
シングルスの優勝:275~500ポイント、準優勝:190~350ポイント

【インターナショナル】29大会(賞金総額22万ドル以上の国際大会)ジャパン女子オープンなど
シングルスの優勝は115~165ポイント、準優勝は80~115ポイント
【ITF女子サーキット】賞金総額1万ドル以上7万5千ドル以下の大会

【ツアーチャンピオンシップ大会】シングルス上位8人のみが出場

従って、次の点に左右されます。
A. 出場した大会で、どこまで勝ち進めたか?
B. 出場した大会のカテゴリーはどうか?高いポイントを得られる大会か?
C. 52週以前の大会で、ポイントどれだけ稼いでいたか?(消滅するポイント)

A×B-Cが前週までのポイントに加算される(減算される)ことになります。

大坂なおみに迫る現在2位のP. クビトバと3位のS. ハレプの全豪以降の戦いぶりをまとめてみました。

 ツアーカテゴリー シングルス優勝ポイント大坂なおみP. クビトバS. ハレプ
全仏オープン
5月4週〜6月1週
グランドスラム 2000
BNLイタリア国際 5月第4週プレミア・マンダトリー1000
ムチュアマドリードオープン
5/4-5/12
プレミア・マンダトリー1000(2回戦)(2回戦)
(2回戦)
WTAランキング5/6615158355682
ポルシェテニスグランプリ
4/22-4/28
プレミア470準決勝優勝 欠場
WTAランキング4/15 5,9675,6455,782
マイアミオープン 03/19-30プレミア・マンダトリー1000Q32準々決勝準決勝
BNPパリバオープン
03/06-3/17 
プレミア・マンダトリー1000Q16Q64Q16
WTAランキング3/185,991
5,550
5,457
ドバイ
2/17-2/23
プレミア470Q16準優勝Q4
カタールオープン 2/11-2/13 プレミア5900準優勝
WTAランキング1/28 7,0306,2905,582
全豪オープン
1/14-1/26
グランドスラム2000優勝準優勝Q16
WTAランキング1/145,2705,0006,642

ふたりとも、優勝、準優勝をかざっており、準決勝、準々決勝進出も含め、大坂なおみよりは、良い成績を残しているのは、明らかです。
このような状況で、なぜ大坂なおみは1位を維持できて来たのでしょう。

ランキング1位を維持できている理由

1. 昨年9月初USオープン、今年1月の全豪オープンという優勝ポイント2000の高い大会で、優勝しているので、持ち点が多い(少なくとも今年、9月までは)。
2. 5月末の全仏オープンまでは、せいぜい優勝ポイント1000のプレミア・マンダトリーしかない。
2位につけているP. クビトバは、全豪以降、優勝、準優勝を飾っているが、いずれも優勝ポイント470の大会であり、ポイントを大きく稼げていない。
3. 4/15の時点で、185差の2位と迫っていたS. ハレプが怪我のため、ポルシェテニスグランプリ(470ポイント)を欠場し、ランキングを3位に落とした。
4.P.クビトバが、2018年2月4日のサンクトペテルブルク、2018年2月17日のドーハ、2018年5月5日のプラハをすべて優勝しており、52週が経過して順次ポイントが消滅した。

結局、大坂なおみが、昨年3月、プレミア・マンダトリートーナメントのインディアンウェルズ・マスターズでの優勝以外大きな大会で上位進出がなく、
8月の全米以降に急激に、成績を残したことが大きく影響していると言えます。

まとめ

大坂なおみのランキング1位15週維持した理由についてまとめました。

今後の展望として次のように考えられます。

全仏オープンまでが一つの山場となります。

S. ハレプの怪我が癒えて、ムチュア・マドリッド・オープンに出場していますが、昨年の全仏で優勝しているため、優勝しないかぎりトータルポイントは、減点となります。

P.クビトバは、2018年5月12日マドリードで優勝していますが、全仏では、Q32に終わっていますので、全仏の結果次第で、1位の可能性が出てきます。

一方の大坂なおみは、昨年この時期の大会では、マドリードオープンQ64 イタリア国際(2018/5/4~5/20)2回戦敗退、全仏Q32と良い結果を残していませんので、それだけ消滅するポイントが少ないと言えます。
微妙ですが、成績次第では5月末から6月初めの全仏は乗り越えられるかもしれません。

但し、昨年大きくポイントを稼いだ8月の全米までに本来の調子を取り戻していないと非常に苦しいことになります。

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