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プロ野球ドラフトで拒否したらペナルティ等はあるか?懐かしの選手たちは今

プロ野球もペナントレースが最終盤に入り、優勝やAクラス争いが熾烈になっています。
さて毎年リーグ戦終了後に開かれるドラフト会議。野球を志す若者にとっては一生の岐路になる重要な日です。
選手からは球団を選べず、指名が競合すると「くじ引き」という運を天に任せるような仕組みだけに、過去には「ドラフト拒否」「まさかの強行指名」などさまざまな人生ドラマがありました。
ドラフトを拒否すると選手にはペナルティがあるのでしょうか。過去の事例などをまとめました。

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プロ野球ドラフトに拒否権はある?

プロ野球ドラフト会議はNPB主催で正式名「新人選手選択会議」高卒見込み、大学4年生以上、社会人選手などを対象に各球団が入団交渉権を振り分ける会議です。
「指名」という言葉から、いかにも球団が選手を一方的に選ぶイメージもありますが、実際はあくまで「入団交渉権」を獲得するだけですから、契約に至らなかったり選手が「入団を拒否」することもありえます。

ドラフト会議は米国の事例にならって50年以上前に導入されました。
各球団の戦力均衡が目的で、選手の指名は前年の最下位チームから順番に行う「ウェーバー方式」が基本です。
長い歴史があるだけに、過去には公平性をめぐって何度も制度が改正されました。

有力選手が希望球団を指名できる「逆指名」「自由獲得枠」「希望入団枠」といった制度が設けられた時期もありましたが、球団が有望選手を囲い込むため多額の裏金を渡すといった事件が発覚したこともあり、現在は廃止されています。
また「高校ドラフト」「大学・社会人ドラフト」と分けて開催したころもありましたが、これも現在は統一されています。

現在のドラフトは、「過去プロ野球チームに在籍したことがなく、日本の中・高・大学などに在学した経験をもつ日本国籍の選手」「プロ志望届を提出している」など、対象選手に細かな条件があります。
この「プロ志望届」制度も、過去に球団側が、社会人や大学進学希望の生徒を強行指名するようなトラブルが相次いだことから導入された経緯があります。

このようにドラフト会議は、過去のさまざまな事件や問題を教訓に変遷を繰り返してきた「ドラマの縮図」でもあるわけです。
制度が未整備な時代には、「江川事件」「KKコンビ事件」など指名拒否や密約疑惑といった社会問題に発展するような出来事もたくさんありました。

では現在は、ドラフト拒否した選手にペナルティはあるのでしょうか。

ドラフト拒否でペナルティはある?

プロ野球ドラフト会議では、「指名できない選手」というルールが設けられています。
基本的には前述した「プロ志望届」を出していない選手、つまり進学や一般就職を希望している選手は指名できません。

そのほかドラフト指名を拒否した選手に対しても、このルールが当てはめられます。これがいわゆるドラフト拒否選手への「ペナルティ」に当たるものです。
ドラフトがいくら「球団側の入団交渉権」に過ぎず、選手に拒否の自由があるとはいえ、安易な拒否ばかりでは制度自体が成り立ちません。

そこで指名や入団拒否をした選手に対しては、一定期間再指名できない「ペナルティ」を設け、選手側にもある程度不利益を覚悟のうえで拒否してもらおう、という仕組みになっているわけです。

例えば、高卒選手がドラフト拒否して大学進学した場合は、大学4年生になるまで指名できません。
大卒選手が拒否し社会人野球チームに入った場合は、入部後3年は指名できません。
また前年のドラフト会議で指名しその後入団しなかった選手は、同じ球団は再指名できません。

さらに、今メジャーで活躍中の田澤純一投手の事例がきっかけとなった「田澤ルール」もあります。
これは「プロ志望届を提出したドラフト対象選手が指名を拒否して外国球団と契約した場合、高校生は帰国から3年間、高校生以外は2年間ドラフト指名できない」というものです。

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過去のドラフトを拒否した選手たち

では、過去にドラフト拒否などで話題になった「懐かしの選手」の事件や事例を振り返ってみましょう。

江川(空白の一日)事件

1973年、作新学院の「怪物」江川卓投手にプロが注目。阪急がドラフト指名しますが江川選手は拒否し法政大に進学します。
77年、大学野球でも高い実績を残した江川選手を今度はクラウンライターが指名。江川選手は再び拒否し、翌年のドラフト前日に巨人と電撃契約。
しかしセリーグが無効裁定し巨人が猛反発するなど大騒動になり、その後阪神にいったん入団後衝撃トレードで巨人入りします。こうした混乱に世論が沸騰、大きな社会問題になりました。

KKコンビ事件

1985年、高校野球で大活躍したPL学園の桑田真澄、清原和博両選手にプロが大注目。清原選手は巨人入団を熱望し、桑田選手は早大進学を希望していました。
ところが巨人はドラフトで桑田選手を強行指名清原選手は西武が指名しました。清原選手は悔し涙を流し、桑田選手は大学進学を翻し巨人入り。
二人はドラフト拒否したわけではありませんが、若者を翻弄する球団の姿勢に批判も出ました。

田澤事件

08年、社会人で活躍した田澤純一投手がプロ野球全球団に指名しないよう要請し、メジャー挑戦を表明しました。
プロ野球を経ずに直接メジャーに行く初のケースとなり、有望選手の海外流出を懸念したプロ野球側はペナルティともいえる「田澤ルール」を設けました。
大谷翔平選手も当初直接のメジャー行きを希望していましたが、「田澤ルール」の不利などを説得され日本ハムに入った経緯があります。

その他の主な拒否選手

11年に巨人指名が確実視されていた菅野智之投手日ハムの指名を拒否し、1年間東海大に留年して翌年巨人入団。
長野久義選手も06年に日ハムの指名を拒否し社会人へ。08年にはロッテの指名を拒否。ようやく09年にかねて希望の巨人から指名を受けました。

ネットの反応

中日がドラフトで根尾を1位指名することを内定!
ドラフト会議も3巡目以降はよく知らない選手ばかり
中山翔太(法政大)、ヤクルト「将来の主軸候補」
清原和博、菊池雄星、大石達也といえばプロ野球のドラフトで6球団が1位指名した選手!
プロ野球のドラフト会議あるから休みますって言ったことある
ドラフト会議そのものの反対派もいそうですね
大リーグのドラフト対象となる国 ○プエルトリコ、カナダ ×ドミニカ共和国、メキシコ、キューバ
金農吉田くん進学からプロ志望へ!? これはドラフト楽しみや 巨人は相思相愛で吉田を1位指名かね
ドラフト会議のクジを受け取って渡すお姉さん正直はっきり言ってどストライクタイプ
妻とパック寿司争奪ドラフト会議した。被りなしの平和なドラフト会議であった

出典:twitter

まとめ

このほど社会人の吉川投手がメジャー球団と直接契約を結び話題となりました。
アジアでのメジャーのスカウティングは活発で、今後はプロ野球を経ず海外進出するこうした選手が増える可能性もあります。
日本球界が人材を引き留め、魅力をアピールするには、ドラフトとともにFA、育成制度などトータルな改革が必要なのかもしれません。

にしても拒否した選手って「巨人希望」多いな…

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