北センチネル島を訪れたアメリカ人宣教師が地元部族に殺害される事件が発生したようです。
近づくと死ぬと恐れられる北センチネル島の先住民とはいったい何者なのでしょうか?
ドローン画像から推測できる実態を見ていきましょう。
北センチネル島の先住民とは?
北センチネル島の先住民とはいったい何者なのでしょうか?
北センチネル島はマレー半島とインド亜大陸に挟まれたベンガル湾に浮かぶ小さな孤島で、インドの領海内に位置しています。
島は手つかずのジャングルと透明度の高い海、真っ白な砂浜が広がり、とても美しい島です。
その北センチネル島に古くから住んでいるのが先住民のセンチネル族。
センチネル族に関する確かな情報は現在もほとんどなく、言語や生活習慣も分かっていません。
センチネル族は長い歴史の中で外界との接触を一切拒否していて、近づく元は誰でも襲撃する非常に好戦的な部族です。
「近づくと死ぬ」と恐れられ、今回の宣教師殺害事件の他にも過去に地元漁師2人が殺害される事件も起こっています。
インドの孤立部族、米国人宣教師を殺害か 北センチネル島 https://t.co/5cXuHGioIe
— cnn_co_jp (@cnn_co_jp) November 22, 2018
ドローン画像から推測できる実態とは?
では、実際北センチネル島の先住民センチネル族とはいったいどんな実態なのか、ドローンやヘリコプターなどで撮影された映像からそれを探ってみましょう。
センチネル族を実際に捉えた映像を確認してみると、たしかにセンチネル族は外界との関わりを拒絶した非常に原始的な生活を送っているようです。
そして非常に好戦的なのも本当のようで、ドローンを長い棒のようなもので威嚇し追い払う様子が撮影されています。
いったいなぜセンチネル族はそこまで頑なに外界との接触を拒むのでしょうか?
その理由の1つは、推測ですが、抗生物質の発達に伴い体制が強化されたウィルスなどによる疫病から自らを守るためと言われています。
実際、世界の他の部族では最後の生存者がそうした疫病により死亡し絶滅してしまうということも起きていて、自らの種の存続を守るためにはセンチネル族の行動はある意味当然のことなのです。
センチネル族のような秘境に住む先住民は世界中が注目し、危険を顧みないバックパッカーや冒険家などが何度も接触を試みたりもしていますが、そうした軽率な行動によりセンチネル族を絶滅に追い込む可能性があるということを私たちは忘れてはいけません。
センチネル族に関するネットの反応
センチネル族に関するネットの反応をまとめてみました。
まとめ
北センチネル島の先住民センチネル族の実態についてまとめてみました。
ドローン映像などから探ってみると本当に文明との接触を拒絶し原始的な生活を送っている部族のようです。
頑なに外界を拒絶するのは疫病などから自らを守るためとも言われています。
今は立ち入ること自体違法ですが、センチネル族との交流を図るなど軽率な行動はせずそっとしておいてあげるのが彼らにとって一番良いことなんでしょうね。
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