2018年ア・リーグの新人王が事実上アンドゥハーと大谷翔平に絞られました。
アンドゥハーの成績を大谷翔平と比較して、動画からその凄さを分析しました。
アンドゥハーの成績を大谷翔平と比較してみた
アンドゥハーの成績を大谷翔平と比較し、動画からその凄さを解析しました。
2018年ア・リーグ新人王の最終候補3人が、エンゼルスの大谷翔平投手、ヤンキースのミゲル・アンドゥハー内野手、グレイバー・トーレス内野手と発表されました。
このうち、大谷とアンドゥハーのどちらかが有力と見られています。
アンドゥハーはヤンキースのレギュラーとして、149試合出場で規定打席を超えています。
また、レギュラーシーズンに加えて、プレーオフにも出場しています。
一方、大谷は、打者としてはDHとして、104試合に出場し、かつ投手として10試合に出ています。
両者を比較してみましょう。
アンドゥハーが打率。本塁打。打点で上回っており、DHで守備につかない大谷に対し、アンドゥハーはレギュラーの三塁手として、136試合に出場しています。
守備は必ずしもうまいとは言えませんが(失策15で、守備率0.948)、守備を全くしないDHとの差は大きいと言えます。
大谷が上回っているのは、OPSと盗塁数のみです。
一方、大谷の強みは投手として10試合に出場し、4勝2敗、防御率3.31の成績を残している点です。
同じ土俵で比べることができないので、両者の優劣を比べるのが非常に難しいこととなっています。
なお、ア・リーグ月間最優秀新人はそれぞれ2度ずつと、同じです。
アンドゥハーの動画から分かるその凄さ
まず、アンドゥハーの打撃の動画を見てみましょう。
順に、4月、6月、11月のものです。
【#今日のプロスペクト】4/23
・アンドゥハー(NYY)5打数2安打1HR1打点
ヤンキース期待の新人、ミゲル・アンドゥハーが前日の4打数4安打に続いて、今度は3号ソロ含む2安打のマルチヒットをマーク。ここ7試合で打率.517・3本塁打と絶好調。MLB公式のプロスペクトランキングでは全体65位。23歳。 pic.twitter.com/NM4QEu4i93— 今日のプロスペクト (@TodayProspect) 2018年4月24日
ミゲル・アンドゥハーにとってキャリア初のグランドスラムが大事な場面で飛び出しました!1点ビハインドの7回の一打は、ヤンキースを勝利へと導きました。 pic.twitter.com/EzyXfsWOSt
— MLB Japan (@MLBJapan) 2018年6月6日
ヤンキースのルーキー二塁打記録を更新したミゲル・アンドゥハー!新人ながらチームに大きく貢献したシーズンでした!#新人王候補 pic.twitter.com/TaEGVRlDaj
— MLB Japan (@MLBJapan) 2018年11月7日
以上を含めアンドゥハーの打撃の特徴(Sporting News参照)を見てみましょう。
・アグレッシブな打者で、早いカウントから狙ってゆき、初球でのバッティングでは打率.351本塁打6本の記録を残している。
・ストライクゾーンの打撃コントロール力が良い。ストライクゾーンに入った球に対するスイングで、91.8%をバットに当てている。
すなわち、どんなタイミングでも打てる球が多く、バットをゾーンに長くとどめることができるので、速球が来る予想が外れて、
遅い球が来たとしても、レフトに引っ張ることができる。
・ホームランの多くはレフトに飛んでいるが、それ以外に広く打球を飛ばすことができている(広角に打てる)。
アンドゥハーに関するネットの反応
つくづく故障・離脱が残念です。
特に本塁打。
ホームラン大好きメジャーなら、当然選んでくれるよね。
日本でバリバリに活躍してたスーパースターが新人王って、何か違和感がある。
アンドゥハーが優秀といっても例年並みの優秀、走る、投げる、かっとばす大谷さんは新人王の歴史でも初めての人材。
オオタニサーン一択ですよやっぱり!
すうじてきにはアンドゥハー、インパクトと希少性なら大谷
俺が投票するならアンドゥハーかな
新人王はMVPと一緒で総合力なんだろうし投手成績加えないとおかしいでしょ?
2018年メジャーア・リーグ新人王は大谷翔平で決まり!
出典:ヤフコメ
もちろん大谷新人賞獲得のへの期待が全開ですが、一抹の不安も隠せません。
中にはへそ曲がりで、アンドゥハーを押すコメントもありますが。
まとめ
アンドゥハーの成績を大谷翔平と比較し、動画を含めて、その打撃の凄さを見てきました。
アンドゥハーが新人王に恥ずかしくない成績を上げていることは否定しませんが、
ここは二刀流でMLBにおける新たな地平を切り開いた大谷翔平に新人賞をと願いたいものです。
13日の発表が待たれます。
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